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おすすめのアート小説~暗幕のゲルニカ~

この間の「楽園のキャンバス」に続き、原田マハさんの作品「暗幕にゲルニカ」を読み終えました!

やはり、こちらの作品も圧巻でした。

「楽園のキャンバス」をきっかけに、西洋絵画にハマってしまいました(^^)元々美術館とか絵は好きなのですが、詳しく知りたいと思えるきっかけを作ってくれましたね!

ゲルニカとは?

この物語のキーとなる「ゲルニカ」

ゲルニカ1937年に完成したパブロ・ピカソによる油彩作品でそのサイズは縦349cm×横777cmもあります。

ゲルニカは、スペイン市民戦争に介入したナチスドイツやイタリア軍が、スペイン・バスク地方にある村ゲルニカの無差別爆撃した出来事を主題とした作品。反戦絵画であり、内戦による暴力や混沌に巻き込まれて苦しむ人々の姿を描いています。

何となく見たことがあるなという感覚だったのですが、反戦絵画だったとは知らなかったです。

ゲルニカだけでなく、ゲルニカを命がけで守ろうとする人たちも登場し力強さを感じる本です。

ラストは・・・ ネタばれになるので、読んで確かめて下さい!

 

最後に、「Art is not made to decorate rooms. It is an offensive weapon in the defense against the enemy 」  この本にもでてくるのですが、ピカソの名言です。どんな意味か調べてみて下さい。きっとハッとさせられます。