沢山のニュースが溢れかえっている毎日ですが、個人的に気になったアート系のニュースを紹介していきたいと思います!
アンディ・ウォーホルの作品を3億円で購入
●まずアンディ・ウォーホルとは?
→アンディ・ウォーホル(1928年~1987年)はアメリカ合衆国、ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の芸術家。アメリカにおけるポップアートの巨匠と言われています。
●ポップアートとは?
→大量生産・大量消費社会という身近な現実をモチーフにして表現している。
●代表作は?
→「キャンベルスープ缶」、「ショット・セージブルー・マリリン」、「毛沢東の肖像画」など
↑「バンクシー展」で飾られていたアンディ・ウォーホルのマリリン・モンロー。バンクシーはこれと似た絵をケイト・モスに置き換えた作品を発表している。
ということで、アートに全く興味ないという方はもしかしたらアンディ・ウォーホルは聞いたことはないかもしれませんが、アート界ではかなり有名!
問題になっているニュースはこちら。(https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/91559.html を参考にさせて頂きました)
●新たにオープンする鳥取県立美術館がアンディ・ウォーホルの作品「ブリロの箱」5個を3億円で購入。
●ウォーホルの立体作品「キャンベル・スープ」も4554万円で購入。
●倉吉市で開かれた説明会では、県民から「3億円を高いと感じる」「3億円あれば、もっといろいろな作品を購入できる」「1個あれば十分、なぜ5個も買う必要があるのか」といった疑問や批判の意見が相次いでいる。
個人的にアンディ・ウォーホルの作品を購入したことでメリットになると思ったのは
●アンディ・ウォーホルの作品の一つである「ショット・セージブルー・マリリン」は、クリスティーズのオークションでの落札額は1億9500万ドル(約253億円)されており、世界的にも価値は認められている。3億円で購入したけれども、今後価格が更に上がってくる可能性もあり(もしかしたらお金で買えない日もくるのではないかと・・)
●観光客の増加
●先ほどの記事からの引用になりますが、鳥取県教育委員会の美術振興監、尾崎信一郎さんの言葉「優れた作品を収蔵していれば、県民だけでなく国内外からも多くの来場者が見込まれ、美術館の存在感を増すことができる。また、ほかの美術館から「貸してほしい」といった声がかかり、代わりにこちらが望む作品を貸してもらうことができる」
→これってとても大事なことだと思うのですよね。私は美術に詳しい専門家ではないですが、各国の名画を日本で展示するには高度な交渉力と大きなお金が必要になってくると思います。そして、日本人は英語や交渉力を苦手とする人も多い、、そこで大きな目玉の作品があるいうことで、注目されるし交渉の一歩となってくると思うのですよね。
3億円という額が安いか高いかは、一概にはっきりと言えませんが
「あのとき安く購入できてよかった」と思えるように、今後価値を更に上げるために、鳥取県立美術館や住民の方や観光客の行動が必要になってくると思います。
鳥取県立美術館がオープンされたら真っ先に行きたいです!!