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無料でダウンロードできる!パブリック・ドメインのアート作品②  ~ナショナル・ギャラリー・オブ・アート~

今回もパブリック・ドメインのアート作品と、その作品を公開しているサイト紹介していきたいと思います。

今回は「ナショナル・ギャラリー・オブ・アート」のパブリック・ドメインのアート作品を紹介したいと思います。

ナショナル・ギャラリー・オブ・アートのホームページ↓

https://www.nga.gov/

パブリック・ドメインとは?

美術作品には著作権や所有権などの権利があります。

この著作権が消滅すると、いわゆる「パブリック・ドメイン」となり、誰もが自由に利用することができるようになります。いくつかの美術館は所蔵する美術品を無料で公開しています。

今回は画像をダウンロードし当ブログサイトに掲載しています。(クレジット表記や独自の使用ルールを設定している場合もありますのでご注意ください。)

各所蔵品のデータを利用になったことにより生じたいかなる損害についても、理由の如何に関わらず、当サイトおよび管理人は責任を負いません。ご自身の責任においてのご利用をお願いいたします。

ナショナル・ギャラリー・オブ・アート

こちらはアメリカのワシントンにある美術館で有名な絵画が多数展示されています。びっくりしたのは何と無料で入場できるとのこと!

それでは幾つかのパブリック・ドメインのアート作品を紹介したいと思います。

➀散歩、日傘をさす女

Claude Monet.Woman with a Parasol – Madame Monet and Her Son, 1875.National Gallery of Art

●モネの妻カミーユと息子のジャンを描いた作品。

→この絵を描いた4年後に妻カミーユは32歳で他界します。春の陽気な暖かさを感じる反面、切なさを感じさせる絵だなと感じました。

●モネは日傘をさした女を合計3枚描いている。

②ジネーヴラ・デ・ベンチの肖像

Leonardo da Vinci.Ginevra de’ Benci [obverse], c. 1474/1478.National Gallery of Art

●レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作として「最後の晩餐」、「受胎告知」、「モナ・リザ」がある。

→「モナ・リザ」は超有名!!ですよね。ルーヴル美術館でモナ・リザを見に行ったときは、沢山のお客さんに囲まれて超人気でした。警備も固くて近づけないようになっていましたね。

●モデルは、イタリア フィレンツェの銀行家アメリゴ・デ・ベンチの娘ジネーヴラとされている

●現存する完成絵画は2点にも満たない。

→南北アメリカ大陸で一般公開されている唯一のダヴィンチ作品で、かなり貴重であることがうかがえますね。

③青いひじ掛け椅子に座る少女

Mary Cassatt.Little Girl in a Blue Armchair, 1878.National Gallery of Art

●作品はエドガー・ドガの友人の子供をモデルに青い肘掛け椅子の上でくつろぐ少女の姿が描かれている。子犬はドガからプレゼントされている。

→ドガと言えば「エトワール」が思い浮かびます。個人的にこの女の子の「だらしなさ」がとても気に入っています(笑)

●メアリー・カサットとはアメリカ出身の女性の画家。

→歴史に残る画家はそういえば男性が多いイメージがあります。女性の地位が低くて社会的に活動しづらかったのかなと感じました。

④天秤を持つ女

Johannes Vermeer.Woman Holding a Balance.National Gallery of Art

●フェルメールの作品の多くは室内風俗画。

→風俗画とは?日常の光景を描いたもの。フェルメールの作品は時が止まったような感覚を感じます。この感覚を感じる原因は光が差し込んでいることや、遠近法を用いているからだそうです。

●フェルメールの作品に描かれている青色はラピスラズリ。金と同じ値段であると言われ高価なもの。

→かなりこだわっていたことがわかりますね。確かに美しい青だと感じますね。

ちなみに、フェルメールの大規模に修復された「窓辺で手紙を読む女」という作品が、日本で展示されています(現在は宮城県)。日本でみることができる貴重な機会です!!

フェルメールと17世紀オランダ絵画展北海道近代美術館で開催中の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行ってきました!...