今回は、日本国内でずっと行ってみたかった大原美術館に行ってきましたので感想を書いていきたいと思います。
↑倉敷美観地区(倉敷観光のメインエリア)に大原美術館があります。
大原美術館とは??
大原美術館を知ったのは、原田マハさんが書かれた「楽園のキャンバス」という本でこの美術館が舞台であったからです!
楽園のカンヴァスに関してはこちら↓
大原美術館は日本を代表する美術館です。
↑とても風情のある美術館です。
80年以上の歴史を誇る日本初の西洋近代美術館です。
創立者である大原孫三郎と画家・児島虎次郎の二人によって設立されました。
①世界に誇る名作をみることができる
→エル・グレコの「受胎告知」、モネの「睡蓮」、ゴーギャンの「かぐわしき大地」、ピカソの「鳥籠」、児島虎次郎の「和服を着たベルギーの少女」等が名作です!
②作品の規模が大きい!
→海外の美術館に飾られている絵はとにかくサイズが大きい!大原美術館に展示されている絵はサイズが大きい作品が沢山あり圧巻されます。
③趣のある美術館の建物
→正面玄関はギリシャ神殿のような造り(実際はローマ時代のイオニア式の柱を模したもの)で、玄関周囲の柱や壁は石造に見えましたが、鉄筋コンクリートだそうです。こちらの正面玄関で写真をとる人が多かったですね!
↑正面の入り口
大原美術館に飾られている作品たち
大原美術館では、展示されている作品を残念ながら撮ることができません。
ここから、大原美術館を代表する作品や個人的に気に入った作品を紹介したいと思います。
①エル・グレコ「受胎告知」
→大原美術館を代表する作品で、日本にあることが奇跡と言われています。
受胎告知はエル・グレコだけでなく他の画家からも描かれていますが、エル・グレコの受胎告知は本当に美しいです!!引きこまれるような作品です。
この作品は絶対みて下さいね!
②クロード・モネの「睡蓮」
→睡蓮は約250枚の油彩絵画なる連作となっているため、他の美術館にもあります。(日本では他にポーラ美術館、群馬県立近代美術館等。 ※他にもあります)
初めて日本国内で睡蓮をみることができてとても嬉しいですし、美しい作品です。
③パブロ・ピカソの「鳥籠」
→ピカソの作品をこちらでみることができます。
ガイドブックだとあまり紹介されている印象がありませんが、個人的にとても気に入っています。
こちらの作品は「楽園のキャンバス」にも登場していたため(受胎告知や他の作品も登場しています)、とても見たかった作品の1つでした。
④ポール・ゴーギャンの「かぐわしき大地」
→ゴーギャンと言えば、ゴッホと共同生活していた人物。40代でタヒチに渡りタヒチを舞台にした作品が幾つかあります。こちらの作品も大原美術館を代表する作品です!
⑤アンリ・ルソーの「パリ郊外の眺め バニュー村」
→思ったより小さい作品です。「楽園のカンヴァス」を読んでアンリ・ルソーの作品をもっとみたい!と思うようになり、こちらでみることができてとても嬉しいです。
↑中々作品が評価されなかったルソー
⑥児島虎次郎の「和服を着たベルギーの少女」
→大原美術館の正面入り口で最初に迎え入れてくれる作品です。
色鮮やかで素敵な作品ですが、この作品だけでなく児島虎次郎の「朝顔」という作品もとても素敵な作品なのでぜひ見て下さい!
↑敷地内
名作がある本館以外にも、工芸・東洋館、別館(今回は休館していました)があります。こちらも写真は撮れませんがぜひ見て下さいね。