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知る人ぞ知る?江の浦測候所①

今回は「小田原文化財団 江之浦測候所」に行ってきましたのでこちらを紹介したいと思います!

こちらにはアクセス方法や料金などの情報を記載しています↓

小田原文化財団 江之浦測候所とは?

小田原文化財団 江之浦測候所は神奈川県・小田原のほど近く江之浦漁港を見下ろす丘の上にあり、ギャラリー、屋外舞台、茶室、庭園などで構成された屋型美術館です。

こちらの建設に中心に関わったのが、現代美術作家の杉本博司さんです。

ではさっそく紹介していきたいと思います!

駐車場から入口まで

まず駐車場からスタートです。

↑駐車場からの眺め

写真にある通り駐車場からの眺めが既に最高です!

●江之浦測候所参道

駐車場のところからこちらの参道を少し歩き入口に行きます。

↑参道の各所には石造美術品が置かれています

●ストーンエイジ・カフェ

参道を抜けたところにカフェスペースがあります。

残念ながら訪れた日は営業していませんでしたが、海を眺めながらカフェできるなんて最高ですよね!!

いよいよ入口から入っていきます。

10時から入れますが10時になった途端、ボーンと大きな音が。

●待合等

最初に待合等へ。

素敵なスペースで既に感激、、。

↑テーブルには樹齢一千年を超える屋久杉が使われている

こちらではペットボトルの水を購入することも可能です。椅子は自由に座れます。

これは大河ドラマの「青天を衝け」。なんでここに?と思い調べてみたところ「青天を衝け」の題字を担当されていたのが、何と杉本博司さん。杉本さんは現代美術家であると同時に書道家でもあるとのこと。

地下にいくとトイレとロッカーがあります。

その近くにもこちらの絵が。

もちろん杉本さんの作品です。

トイレもとても素敵でした。

●夏至光遥拝100メートルギャラリー

待合等をでたところで正面に広がるこちらの建物。

↑海抜100メートル地点に100メートルのギャラリーが立っています

中はこんな感じでとても素敵な空間が広がっています。(写真下)

この100メートルギャラリーには杉本博司さんが撮られた写真が幾つか展示されています。

↑現代美術家であり書道家でもあり写真家でもある、、本当に多彩な方!

●小松石 石組

100メートルギャラリーのガラス張りの窓からみえるのは「小松石 石組」。

↑こちらの敷地から南に2キロ程の場所に小松石丁場があります

●円形石舞台

ギャラリーからでて外にいきます。

↑舞台の周りの巨石は江戸城の石垣のために切り出された巨石

●冬至光遥拝隧道

円形石舞台のすぐ近くにこちら隧道があります。

↑約70mあります

進んでいくと絶景が!

↑写真には入っていないですが止め石というのが置かれてこれ以上は進んではいけないことになっています

●光井戸

隧道を進んでいく途中にある光井戸。

光井戸の天井は写真(下)の様になっていて雨天時、雨粒が井戸に降り注ぐのがみられるとのことです。

●旧奈良屋門

箱根宮ノ下にあった名旅館「奈良屋」の別邸に至る門であり、平成13年の廃業に伴い箱根町より当財団に寄贈されています。

↑関東大震災後の大正~昭和初期の建築と思われているとのこと

●内山永久寺十三重塔

内山永久寺は大和の古社、石上神宮の神宮寺で平安末期に鳥羽天皇の勅願により建立されたとのこと。

とにかく周りは自然に囲まれていてとてもきれいです。

●鉄宝塔

木造の宝塔を模して鉄で造られた宝塔で類例が国内で後2例あります。

↑こじんまりとしていますが趣があります

●石造鳥居

山形県小立部落にある重要文化財指定の石鳥居の形式に準じて組み立てられたのがこの石造鳥居です。

●茶室「雨聴天」

石造鳥居の近くにあるのがこちらの茶室。

茶室の中も覗けます

茶室の前にはパンフレットには詳しく書かれていなかったのですが、透明の大きな石?が置かれていました。(おそらくこちらも杉本さんの作品だと思います)

茶室を過ぎて少し歩いていくと

100mギャラリーが!

外からみるとこんな感じなのですね!

●光学硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席

観客席はイタリアのフェレント古代ローマ円形劇場遺跡を実測し再現されています。

↑観客席と光学硝子が敷き詰められた舞台

↑別方向からみた舞台と隧道

↑こんなこともできちゃいます!(止め石を超えるのはNGです)

次回も続きを紹介していきたいと思います!