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知る人ぞ知る?江の浦側候所②

今回は前回の江の浦測候所の紹介の続きを書いていきたいと思います!

※アクセスや料金などの情報は最後の方に記載

知る人ぞ知る?江の浦測候所①今回は「小田原文化財団 江之浦測候所」に行ってきましたのでこちらを紹介したいと思います!...

●石舞台

この石舞台は能舞台の寸法を基本として計画されています。

●三角塚

内部には実際に古墳石室に使われた石と石棺の一部が内部に収められています。

●生命の樹 石彫大理石レリーフ12-13世紀

旧約聖書に記載されているエデンの園にあったとされる生命の樹が、大理石のレリーフとして表現されています。

●元興寺礎石

奈良の猿沢池近くの旧元興寺寺域から発掘された礎石4基のうちの3基と伝えられています。

↑写真だとわかりくいのですが写真の右側にある石です

写真だけみると異国に来たような感じです!

●明月門

こちらの立派な門は鎌倉にある明月院の正門として室町時代に建てられた門です。

↑建築様式として室町期の禅宗様式の形を残している

●大官大寺 瓦

このお寺は現在はありませんが、昭和40年代から発掘調査が行われており金堂、講堂、九重塔などの跡が確認されいます。

↑大官とは「おほつかさ」と読み天皇を意味するそうです

この後竹林に向かいます。とにかく広い!!

●藤棚

竹林に向かう途中にあるこちらの写真。

春には白い花を咲かせるそうです。

↑美しい竹林が広がっています

●化石窟

外観の写真は撮っていないのですが、化石や青銅器などが展示されている小屋となります。

教科書だけでしか化石はみたことがなかったのでびっくり、、!

化石が大好きなひとは一日中いられるかも・・と思わされるような空間です。

●秀吉軍 禁令立て札

化石窟の小屋の中に化石とともにある立て札。

豊臣秀吉の北条攻めの際、軍紀を律する為に建てられた禁制の立て札です。

↑隣の化石に目が行きがちで目立たない立て札ですが、豊臣秀吉の時代のものだなんてすごい、、

●石棒

化石窟の近くに石棒はあります。

↑石棒は祭祀としての用具と考えられているそうです

●磐座

化石窟の裏にあるこちら。

露出した根本部分を磐座として整え、巨大な石棒を祭っています。

↑石棒は縄文時代中期から後期にかけてのもののようです

●数理模型0010

数学上の双曲線関数を目に見えるように模型化したものです。

双曲線、、、?  数学苦手だった私には理解が難しい、、笑

先端部分をどのくらい細くすることができるか、、を伝えたいのかなと勝手に解釈。

実際パンフレットに数式があり、数学得意な方に教えてほしいなと感じました。

↑先端部は5ミリ

●数理模型0004

こちらはパンフレットに特に説明は書いておらず、自由に発想してみようということなのでしょうか。

●石造狸

かわいい狸!!

↑左手には酒、右手には通帳を持っています

竹林は下に下がっていくので、竹林からみると、光学硝子舞台などがみれますね。

●柑橘山 春日社

現存する最古の春日造りの姿を残す奈良・円成寺の春日堂を採寸し写したそうです。

↑海がバックでとても美しい、、

他に写真に収めきれなかったものが沢山あります。見ごたえはとてもあるのでぜひ訪れてほしいです。

その他詳細

まずホームページはこちらです↓

http://www.odawara-af.com/ja/enoura/

●開館日・時間など

休館日は火・水曜日、年末年始および臨時休館日見学時間となっています。

そして事前予約で入替制となっており、午前の部: 10:00~13:00午後の部: 13:30~16:30となっています。

→見学時間は3時間ありますが、中は広くじっくりみると時間かかるため午前なら10時、午後であれば13:30から行くことをおすすめします。

●入館料

3300円となり、インターネットから事前に購入する必要があります。

●アクセス

交通機関を利用する方は根府川駅から無料バスがでているのでそちらに乗りましょう!

ちなみに根府川駅はホームに降りると海が一面に広がっていて圧巻です!

●その他

中は登ったり下ったり、割と歩くのでヒールではない方がいいです!

ぜひ行ってみて下さい!