看護師しながらアート、デザイン、ITに関する情報を書いています。
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今回はホテル雅叙園東京の百段階段とそこで展示されているミニチュアを紹介したいと思います。
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ホテル雅叙園東京の百段階段とは?
ホテル雅叙園東京とは日本美のミュージアムホテルと称されています。
2500点もの日本画や美術工芸品に彩られています。
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↑雅叙園東京の入り口
写真でもわかるように趣のあるホテルです。
そして「百段階段」とは1935(昭和10)年に旧目黒雅叙園3号館として建てられ、ホテル内に現存する唯一の木造建築になります。かつてここでは食事や華やかな宴が催され、99段の長い階段廊下が7つの個性的な部屋を結んでいます。階段には厚さ約5cmのケヤキ板が使用され、各部屋の天井や欄間には、当時の名だたる画家たちが手がけた美しい装飾が施されています。
この百段階段の各部屋を会場に様々な企画展が開催されており、今回は「ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界」が2025年1月18日から3月9日まで開催されています。
ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~
雅叙園東京のエントランスから入り左側のエレベーターから百段階段に向かいます。
このエレベーターもかなり豪華で重厚感があって一般人の私が入っていいのか、、と感じてしまうようなエレベーターでした(笑)
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この百段階段には下から「十畝の間」「漁樵の間」「草丘の間」「静水の間」「星光の間」「清方の間」「頂上の間」と分かれていて今回の展示であるミニチュアが展示されています。
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↑百段階段 この階段を昇りながら途中に7つの間があります
7つの間にミニチュアが沢山展示されています。
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↑千と千尋の神隠し
下の写真は秋葉原駅(総武線ホーム)の作品です。
繊細過ぎてびっくりしてしまいます。
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下の写真のように階段を昇りながら各お部屋を廻っていきます。
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こちらもミニチュアで横から見る作品となっています。
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遠近法を用いた作品となっています。
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下の写真は「ミニ厨房庵」という作品です。
こちらは河合行雄・朝子・ASAMIによる作品となっています。
河合行雄氏はミニチュア鍋や調理器器具等の制作を行っており、国内ではなく海外でも人気だそうです。
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ミニチュアのお雛様を飾れていました!
私が小さいときに立派な雛壇が飾られていましたが、雛人形が少し怖かった、、笑
なのでこのくらいのミニチュアが丁度良く感じてしまいまいました(^-^;
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こちらはドールハウスの作品。
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この他にも沢山のミニチュアの作品が飾られています!
ぜひご自身の目で展示作品を見て下さい!
百段階段とホテル雅叙園東京のアート
ミニチュアだけでなくミニチュアが展示されている百段階段の7つの間にも注目です!
こちらは「十畝の間」。
荒木十畝による四季の花鳥画が描かれています。
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こちらは「漁樵の間」。
この部屋はとても豪華な内装でした。
室内はすべて純金箔、純金泥、純金砂子で装飾されています。
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↑床柱は左右ともに巨大な檜で、精巧な彫刻 (中国の漁樵問答の一場面)が施されている
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↑天井には菊池華秋原図の四季草花図が浮彫されています
こちらは「草丘の間」。
先ほどの漁樵の間と比べると落ち着いた色合いのお部屋です。
礒部草丘の四季草花絵、瑞雲に煙る松原の風景が描かれています。
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さてこちらは「静水の間」です。
写真は天井なのですが橋本静水等の画伯によるものです。
他に池上秀畝の鳳凰・舞鶴、小山大月の金箔押地秋草が描かれています。
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こちらは「星光の間」。
部屋中に板倉星光の四季草花が描かれています。
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その他「清方の間」は鏑木清方が造った落ち着いた静かな茶室風の室です。
そして最後が「頂上の間」です。天井画は松岡映丘門下の作品となっています。
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ホテル雅叙園東京のホームページでは、Googleインドアビューで先程紹介した部屋を360度のパノラマビューでみることができます!↓
ホテル雅叙園東京の百段階段まとめ
ちなみにですが、めちゃくちゃ見に来ている方は沢山多いです。
ミニチュアを見るのにも大混雑していてゆっくりみることは難しい感じでした。
日曜日に行ったのもあるかと思いますがあまりゆっくりみることは難しいかもしれません。
ゆっくり見たい方は少し高くなるかもしれませんが、
●通常の開場時間(11:00)より30分早く入場可能な優先入場券(2000円)/定員制:各日30名
●一般見学時間後の18:00~19:00に、人数限定で見学可能なスペシャルチケット(3000円)/定員制:各日20名様
がいいかもしれません。
※通常は大人1600円
ミニチュアをよく見ることはできなくても、先ほど紹介した7つの間の装飾や日本画は圧巻のためぜひそちらもチェックしてほしいです!
通常価格は大人1600円ですがこの価格で見ごたえは充分で満足です(*^^*)
詳しくは↓