今回は2回目の金沢21世紀現代美術館へ行ってきましたので感想を書いていきたいと思います。
ホームページはこちら→https://www.kanazawa21.jp/
金沢21世紀美術館とは
金沢21世紀美術館は、石川県の金沢市内にある美術館です。
「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトにしており無料で利用できる交流ゾーンや、企画展を行う、有料の展覧会ゾーンがあります。
↑世界的に活躍する建築家ユニット・妹島和世+西澤立衛/SANAAによって設計されています
恒久展示の紹介
金沢21世紀美術館の館内は展覧会ゾーンと交流ゾーンで構成されています。
館内と屋外には恒久展示(常設展示)があり、その他にも様々な企画展が行われています。
今回は恒久展示をメインに紹介していきたいと思います。
●カラー・アクティヴィティ・ハウス/オラファー・エリアソン
こちらは屋外にある展示で無料で鑑賞できます。
↑色の三原色、シアン、マゼンタ、イエローのガラスで構成されています
●ブルー・プラネット・スカイ/ジェームズ・タレル
天井が四角く切り取られており、そこから実際の空を眺めます。
ジェームズ・タレルの作品は直島でもみましたが、光を素材とした空間作品が特徴です。
↑この作品は「タレルの部屋」とも呼ばれています。
こちらは無料で鑑賞することができます。
●雲を測る男/ヤン・ファーブル
ガイドブックには館内の色んなところから見えると書かれていたのですが、こちらの作品を探すのに時間がかかりました!(笑)
1961年公開の実話をもとにした映画「終身犯」から着想を得た作品だそうです。
↑空に向かって掲げているのはなんと・・定規!!
ぜひ見つけてみて下さい!(こちらの作品はチケット必要です)
●緑の橋/パトリック・ブラン
高さ約5m、長さ3mの大きな垂直の庭です。
↑この庭に植えられた植物は約100種類だそうです
↑ここの通路で写真を撮る人が多かったです(チケット不要でも鑑賞可能)
●スイミング・プール/レアンドロ・エルリッヒ
屋外にあるプールを除くと、水の中に人がみえる作品です。
↑上からの写真
こちらは下から!
プールの中にいるみたいに見えます!
初めていった2015年は、プールの中から鑑賞するのに予約は必要なかったのですが、今回訪れたときは事前予約が必要でしたので鑑賞したい方は予約必須です。(外からは予約はする必要なく鑑賞できます)
●あなたは自分を再生する/ピピロッティ・リスト
こちらの作品は何とトイレにあります!(男子トイレ1か所と女子トイレ1か所)
ピピロッティ・リストは、トイレを神聖な場所と見立て、30センチ四方の祭壇を設け、中にクリスタルと美術館を配した作品です。
↑音楽が流れているのですが少し気味悪いな・・と感じました(笑)
ちなみに線が引いてあるので、その線を超えると防犯センサーが作動するので鑑賞するときは注意して下さい!
こちらの作品があるトイレはチケットが必要なエリアです。
●ラッピング/LAR/ フェルナンド・ロメロ
こちらは屋外にある作品です。
美術館の周囲の芝生の上に、子どもが内部に入って遊ぶこともできるように設置されたパビリオンです。
↑パイプとメッシュを用いて透過性を持たせている
●アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3/フロリアン・クラール
12個のチューバ状の管が野外に点在しています。
↑2つの管が地中でつながっている
●L’Origine du monde/アニッシュ・カプーア
写真がないのですが、足元から天井まで部屋いっぱいに傾斜したコンクリートの壁面に、大きな楕円形の色面が広がっている作品です。
シンプルな作品ですが圧倒される作品です!(こちらはチケット必要な作品です)
企画展の作品
今回企画展も幾つか開催されていました!
その中で奈良美智さんの作品をみることができてとても嬉しかったです!
↑奈良さんは世界的に評価されている画家です
ニューヨーク近代美術館やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されるなどとてもすごい方!
↑この女の子の絵とても有名ですよね
作品数は少なかったですが奈良さんの作品をみることができて良かったです!
ぜひ金沢21世紀美術館に行ってみて下さい!