今回は、少し前に大塚国際美術館に行ってきましたので紹介したいと思います!
日本にいながらにして世界の美術館を体験したいという方におすすめです。
大塚国際美術館とは?
まず大塚国際美術館は徳島県鳴門市にあります。
こちらの美術館は、6名の選定委員によって選定された、古代壁画から世界26ヶ国190余の美術館が所蔵する現代絵画までの陶板名画が展示されています。
【大塚国際美術館の特徴】
①日本にいながら原寸サイズの名画をみることができる!
→陶板とはオリジナル作品に忠実に陶器の板で原寸大に再現されたもので、大塚国際美術館に展示されている絵画は本物ではないですが、特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製してあります。
なので本物ではないけど本物とそっくりの絵をみることができます!
②大塚国際美術館はかなり広い!!
→こちらの美術館は地下3階から2階までの造りでかなり広いです。(入口と出口は地下3階になります)
広い上に1000点余りの絵画が飾ってあるので時間が本当に足りません!
ちなみに、私はツアーで行き4時間の所有時間がありましたが足りませんでした(*_*)
じっくり見たい方は1日当てた方がいいと思います!
③絵画の展示だけでなく環境展示もある!
→環境展示は、古代遺跡や教会などの壁画を環境空間ごとにそのまま表現した立体展示です。
絵画だけでなく、海外にある遺跡や教会などの空間もそのまま表現されているのでとても圧巻です!
大塚国際美術館の環境展示
ここから幾つか紹介したいと思います!
まずは環境展示です。
●システィ―ナ・ホール/ミケランジェロ
入口からエスカレータで地下3階にいくとすぐみえるのがこちら。
こちらはバチカンにあります。
↑写真の下の方(青いところ)が「最後の審判」の壁画
椅子に座って鑑賞もできます。とにかく圧巻!!
米津玄師さんが紅白歌合戦でこちらのホールで歌ったそうです。
●エル・グレコの祭壇衝立復元
こちらは調べて知ったのですが、19世紀にナポレオン戦争で破壊されて現在はないそうです(*_*)
この祭壇を世界初の試みで大塚国際美術館が復元したとのことです。
●貝殻のヴィ―ナス
こちらは野外にある環境展示です。
貝殻のビーナスは西暦79年のヴェスヴィオ火山の噴火により消滅したポンペイから出土され、富裕民の邸宅アトリウムに描かれた壁画が再現されています。
↑写真の右側には生首が浮いてました、、、
●聖マルタン聖堂
聖マルタン聖堂は12世紀前半のフランス、ノアン=ヴィック村にある小さな聖堂です。
●聖テオドール聖堂
こちらはカッパドキアの聖テオドール聖堂です。
カッパドキアは1985年に「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」として世界遺産に登録されました!
↑トルコにある世界遺産です
カッパドキアは行ってみたい世界遺産です。
●秘儀の間
秘儀の間はイタリアのポンペイ遺跡です。
写真のように一部が切り取られていて不思議な絵だなと感じました。
↑ポンペイアン・レッド(ポンペイの赤)といわれる朱色を背景に描かれているのは、花嫁の入信式だと言われています。
●スクロヴェー二礼拝堂
スクロヴェーニ礼拝堂は、イタリアのパドヴァの古代ローマの競技場跡に建てられた礼拝堂です。
こちらも圧巻でしたね!
地下2階に野外展示されている「モネの大睡蓮」がありましたが、ちょうど大雨降っていて写真がとれませんでした(/_;)
その代わりにモネの大睡蓮に隣接している「カフェ・ド・ジヴェル二ー」でケーキを食べました!
他にもカフェは地下3階、別館にもレストランがあります(別館は今回いけませんでした)
環境展示は紹介した以外にもありますのでぜひ見て下さい!
次回は名画の展示を紹介したいと思います!